コーヒーの健康への効果

コーヒーと健康

コーヒーについて、何となく体に悪いものと思われている方もいるのではないでしょうか。

確かに色は黒いて苦いし、飲み始めると病み付きになってしまうし、そういう印象をもたれても仕方がないところがありますね。

しかし、実は「コーヒーは体に良い」という意見が最近の主流なんです!!

というわけで、コーヒーと健康についてご紹介したいと思います。

 

カフェイン有毒説!?

ある方によると
19世紀末のアメリカで、シリアルでお馴染みのケロッグ博士が提唱した
「カフェイン有害説」の影響によりコーヒー=体に悪いものという印象が長い間定着していたようです。

しかしながら、近年、医学的に健康効果が認められ、コーヒー=体に良いものというようなパラダイムシフトが起こっています。

医師によっては、積極的に飲むことを勧めている人もいるそうです。

 

コーヒーは焙煎度で健康効果が変わる!?

コーヒーを飲むことによって予防、改善があると言われている病気は、代表的なものですが、三大疾患(がん、心臓病、脳卒中)、2型糖尿病、アルツハイマーなど多数あります。

また、肝臓の解毒作用も見られ、アルコールを飲む方にとって嬉しい効果もあるようです。

そんなコーヒーの魅力的な健康効果ですが、焙煎度によって得られる効果が全然違うというところに注意が必要です。

焙煎度とは

コーヒーの煎り具合のことで、ざっくりいうと浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りという風に分けられたりします。

お肉で言うと、レアが浅煎りで、ミディアムが中煎り、中深煎りウェルダンが深煎りといったところです。

 

浅煎り

浅煎りは一般的に酸味が強く、苦みが少ないという特徴があります。

また、香りは焦がした砂糖のような、キャラメルのような甘い香りを持っていることが多いです。

【浅煎りの健康効果】

浅煎りコーヒーには以下のような健康効果があると言われています。

  • 抗酸化作用
  • 糖分の吸収を遅くして食後の急激な血糖の上昇を抑える作用(血糖の上昇を抑えるということはインスリンの発生を抑え、糖を脂肪に変え難くすることができます)
  • 副交感神経を刺激して血圧を下げる作用
  • 肝臓や筋肉での遊離脂肪酸(人間がエネルギーとして使うために血中に溶け出した脂肪のこと)の分離促進
  • 脂肪組織からアディポネクチンの分泌を促す作用

 

深煎り

深煎りは、一般的に酸味が弱く、苦みが強いという特徴があります。

また、香りは所謂コーヒーらしい香ばしい香り、ウィスキーを想起する香り、スモーク感を感じる香りを持っていることが多いです。

【深煎りの健康効果】

深煎りコーヒーには以下のような健康効果があると言われています。

  • ストレスが原因で起こる脂肪組織からの遊離脂肪酸の流出を抑える働き
  • 脂肪組織からのアディポネクチン(脂肪細胞から血液中に分泌されるホルモンで、糖尿病や動脈硬化症などを予防する効果があるといわれておりメタボリックシンドローム解消に役立つと言われている)の分泌を促進して血管壁を保護
  • 血小板の活性化を抑えて血液を固まりにくくする
  • 副交感神経を刺激して気分を和らげる
  • 大腸の蠕動運動を亢進
  • 血圧を下げる
  • 発がん性物質の解毒

 

まとめ

ダイエットをしたい、老化防止、未然に病気を防ぎたい人は浅煎りコーヒー、血液をさらさらにしたい、血栓をなくしたい、血圧を下げたい人は深煎りコーヒー、両方欲しい人は、浅煎りと深煎りのブレンドコーヒーを飲めば良いということです。

ちなみに、じゃあ一日何杯飲めば良いかということですが、3杯~5杯飲めば良いと言われています。
それ以上飲むと、逆にがんのリスク等を高めてしまうという研究結果が出ているそうです。

とはいえ、アルコールと同じように、体質に依るところが大きいようです。

フランスの小説家バルザックは一日にコーヒーを50杯以上飲んで51歳まで生きたとか。

当時のフランスの平均寿命が40歳くらいなので、かなり長生きできたようです。

コーヒーにはご存じのとおり、カフェインが含まれており、良い意味でカフェイン中毒になれば毎日続けていくことは容易です。(ちなみに、カフェイン中毒による症状は、カフェインが切れたときに軽い頭痛がするそうです。カフェインを摂ればすぐ直るということなので、生活への影響は軽微と考えます。)

是非、日々の生活にコーヒーを取り入れてみていただければと思います。

 

※参考文献

がんになりたくなければ、ボケたくなければ、毎日コーヒーを飲みなさい。/集英社
岡 希太郎 (著)

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