コーヒーの語源

コーヒーの語源はワイン?エチオピア?

コーヒーの語源はワインコーヒーの語源についてご紹介します。

語源を知ると、その言葉をより身近なものとして感じられる気がします。

最近、玉村 豊男さんの『料理の四面体 (中公文庫)』 という本を読んだんですが、料理とは、Cuisineとは、Cookとは、ステーキとは、グリルとはなど言葉の語源から国内外の料理文化について興味深い考察をされていました。

というわけで、コーヒーの語源についてですが、 インターネットで検索したところ諸説あるようですが、

アラビア語でコーヒーを意味する「カフワ(qahwa)」が転訛したもので、もともとはワインという意味だったらしいですが、ワインに似た覚醒作用のあるコーヒーに充てられた

・また、一説には、コーヒーの原産国として有名なエチオピアにあったコーヒーの産地カッファ (Kaffa) がアラビア語に取り入れられた


と言われているそうです。

その他、旦部 幸博さんの『コーヒーの科学(講談社)』によると、 エチオピアの西南部に「カリ」「ティコ」など、部族ごとにコーヒーを意味する固有語があり、種子や葉をお茶のようにして飲んだり、果肉を炒めて食べたり、薬にしたり、求婚する男性から女性の両親への贈り物にしたりしていたようです。

 

コーヒーと茶道

ちなみに、エチオピアにはカリオモンというコーヒーの儀式があります。

「カリ」とはコーヒーノキの葉、「オモン」は「一緒に」という意味だそうです。

内容としては、コーヒーの生豆を煎るところから始めるそうで、一通りの儀式で1時間半から2時間以上かかる場合もあるとか。 日本でいう茶道のようなものですね。

また、コーヒーについて書かれた最古の文献は、10世紀ぺルシアの大医学者アル=ラーズィーの著述をまとめた『医学集成』だと言われており、「ブン/ブンカ」という薬として収載されていたようです。

コーヒーの語源という意味では、カフワ(qahwa)/カッファ (Kaffa)が有力のようですが、コーヒーは1000年以上前からお酒、お茶、食事、薬、贈答品など多様な形で人々の生活に関わっており、その在り方によって様々な名前を与えられていたようです。

 

コーヒートリビア

少し話はずれますが、UCCのHPにコーヒートリビアというコーナーがあります。 そこで「珈琲」という漢字の由来が記載されています。

http://www.ucc.co.jp/enjoy/trivia/atcl046/

「珈琲」という漢字を日本で初めて考案したのは幕末の蘭学者宇田川榕菴(うだがわようあん)さんだと言われているそうです。

コーヒーの木の枝に実った赤い実の様子が、当時の女性が髪に飾っていた「かんざし」に似ていることから「珈」は髪に挿す花かんざし、「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐を表しているとか。

コーヒーといったら黒い液体か黒い豆をまず想像しがちですが、 コーヒーの木の枝に実った赤い実の様子を敢えて選ぶという発想が凄いです。

また、その時代にコーヒーの豆だけでなくの実のことまで知っていたことも凄いですよね。

珈琲という文字のイメージに、赤が混ざりカラフルになったのではないでしょうか。

世の中には知らないことがまだまだ一杯で面白いです^^

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